インビザラインコラム

第11回 インビザラインはどこで治療をしても同じ結果になりますか?

インビザラインはマウスピースを交換していく治療なので、どこの医院で治療を受けても同じ結果になるのですかという質問を受けることがあります。
確かに全く同じ治療計画を立てることができて、全く同じ口腔内の処置を行い、そして患者様のモチベーションを高め続けることができるのであれば同じ治療結果を得ることができるかもしれません。しかし実際には、どこの医院でインビザラインを用いた矯正治療を受診しても同じ治療結果になるということはありません。インビザライン治療を成功させるには3つの大きな要因が関わっており、その3要素がうまく咬み合わなければ予想した治療結果を得ることが難しいからです。

ドクターの治療計画

まず第1の要素は治療を行う矯正医の治療計画を作成する知識と経験です。インビザライン治療では、治療を進めて行くためのマウスピースの設計を矯正医が行わなければなりません。矯正治療を開始する前に、どこの位置にどのような順番で歯を移動するかという全過程を治療計画に盛り込む必要があります。実際には歯を1本ずつ動かすのではなく数本の歯を同時に移動しますので、同時に移動する歯をどのようなグループ分けにするかも決めなくてはなりません。
治療計画を立てるこの過程では矯正治療全般への経験と知識が必要で、それらの知識を用いて計画を立てることで予測実現性の高い治療を行うことができるようになります。

スタッフの技術

第2の要素はスタッフの技術です。治療が開始するとマウスピースの使い方や日常生活で気をつけることなどの指導は通常は衛生士やトリートメントコーディネーターが行うのが一般的です。また歯の表面にアタッチメントと呼ばれる突起を接着したりするのも通常はスタッフが行います。
そのため、スタッフがインビザラインの治療過程を理解していなければスムーズに治療を進める事ができませんし、正しくアタッチメントを接着する技術がなければ治療を進める事ができません。当院では日頃から新しい知識と技術の取得を心掛けて質の高い治療を行うことができるように意識しています。

患者の協力度

第3の要素は患者様の協力度です。インビザラインは一日平均20時間以上使用する必要があります。食事の時にはマウスピースを外し、食後に歯磨きを行った後、患者様ご自身でマウスピースを装着して頂く必要があります。
どれほど精密に治療計画を立て、スタッフが丁寧に指導を行いアタッチメントを装着したとしても、患者様がマウスピースの装着を自己管理して頂くことができなければ治療は上手く行きません。患者様自身が主体的に治療に取り組んで頂けることで始めて計画通りに治療を進める事ができます。マウスピースの装着の他にも顎間ゴムの使用など患者様に協力していただかねばならないことが幾つかあります。そういう意味では患者様の協力度がインビザライン治療では非常に大切なキーポイントとなります。

チームワークでの取り組み

チームでの取り組み

インビザライン治療では、上記の3要素がそれぞれの役割を果たすことで初めて治療が成功します。その他にもむし歯の治療や抜歯をお願いする先生の役割も重要で、私はインビザライン治療においてはお互いが協力しあうことで治療の質を高めることができると思っております。
これらのチームワークを高めることは簡単なことではありません。ですから、インビザライン治療は単にマウスピースを入れ替えるだけで同じ結果になるという単純なものではありません。ご自身の協力も含め、よい診療環境をつくることができる医院での診療を是非お勧めします。

 

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院長 久保田 衛

  • 医療法人プライムオルソ 理事長
  • 日本矯正歯科学会 認定医
  • インビザライン公認クリニカルスピーカー
  • カンボジアプティサストラ大学臨床教授

医療法人プライムオルソ くぼた矯正歯科クリニック

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