ドクター紹介

美しい歯並びで人生を豊かに

理事長
久保田 衛

理事長 久保田衛
  • 医療法人プライムオルソ 理事長
  • インビザライン公認ファカルティ

歯並びを美しく整えることは、単に表面的な見かけを綺麗にするだけの治療ではありません。 歯並びが整うとむし歯や歯周病のリスクを大きく下げることができ、また咀嚼効率が上がることで全身的な健康を維持することにも大きく貢献します。 そのうえ、歯並びが美しくなることでご自身の笑顔に自信が持てるようになり気持ちが前向きになるため、精神衛生上にも非常に大きな影響があります。

当院では、目立たない矯正装置を用いて治療を進めることで矯正治療中にも生活の質が下がることを防止しつつ、できる限り快適に矯正治療を受けていただくことに力を注いでおります。

皆さまがご自身の笑顔に自信をお持ちになり、素敵な毎日をお過ごしいただけることを願ってサポートして参ります。

経歴
平成5年
東北大学理学部生物学科卒業
平成5年
東北大学歯学部入学
平成11年
東北大学歯学部卒業
平成11年
東北大学歯学部矯正科入局
平成15年
東北大学大学院歯学研究科博士課程修了
平成16年
東北大学歯学研究科助教
平成19年
くぼた矯正歯科クリニック開業
平成27年
プティサストラ大学非常勤講師
平成28年
宇都宮プライム矯正歯科開院
平成29年
プティサストラ大学臨床教授
平成29年
インビザライン公認クリニカルスピーカー
平成30年
インビザライン社公認ファカルティー
所属・認定・資格等
インビザライン社 公認ファカルティ
集合写真

インビザライン治療に関する治療技術と矯正治療に対する実績と知識を認められ、インビザライン製造メーカーであるインビザライン・ジャパン社から直接依頼を受けて公式に情報発言をおこなうことのできる矯正医のことをクリニカルスピーカーといいます。
インビザライン治療をおこなっている矯正医に対して適切な治療を習得できるよう臨床指導や講演をおこないます。

2020年8月時点で、日本のクリニカルスピーカーのうち15名がInvisalign Facultyとしてインビザライン・ジャパン社より認定され、当院の久保田理事長もその一人として国内外でインビザライン矯正に関するの講演および臨床指導を行っております。

インビザラインの革新は実際に治療し、さらに最新の情報を収集し、研鑽を積み重ねることでのみ達成されるものです。今後もより精度の高い治療を提供すべく、日々努力を重ねて参ります。

院長
古川 真司

院長 古川 真司

矯正歯科医は私の天職だと思っています。
歯並びがきれいになって矯正治療が終了した時の患者様の笑顔が何よりも大好きです。歯並びが変わることで性格や人生が変わる方もいらっしゃいます。そんなお手伝いをできる矯正歯科にとてもやりがいを感じ、日々診療しています。患者様との対話を大切にし、患者様に寄り添った矯正治療を提供していきたいと考えています。矯正歯科専門の歯科医師として責任を持って患者様の治療に努めさせていただきます。

経歴
平成21年
岩手医科大学歯学部 卒業
平成25年
岩手医科大学大学院歯学研究科博士課程(歯科矯正学) 修了
平成29年
日本矯正歯科学会 認定医取得
平成31年
岩手医科大学歯学部
口腔保健育成学講座歯科矯正学分野 助教 任用
令和2年
同上 退職
令和2年〜令和5年
矯正歯科専門医院に勤務
令和5年
くぼた矯正歯科クリニック 入職
令和6年
同上 副院長 就任
令和7年
同上 院長 就任
所属・認定・資格等
医院の歴史

くぼた矯正歯科クリニックは2007年4月に現在の医院から約100m北側にあるマンションの1階で開院いたしました。当時の医院は、歯科用ユニット2台、歯科医師は私1人でスタッフは歯科衛生士1名という小規模な医院としてスタートしました。

理事長の久保田は、東北大学歯学研究科博士課程を終了後、矯正歯科学分野の助教として研究を行いながら、開院直前まで東北大学病院の矯正科にて不正咬合の患者様を診療していました。大学病院には一般的な矯正治療を求める患者様だけではなく、開業医レベルでは対応することが難しい難症例の患者様が多数来院されます。手術を含めて矯正治療を行う外科矯正治療から、矯正用インプラント(アンカースクリュー)を用いた治療まで多くのオプションを用意して診療にあたる必要があり、大学病院で診療を行った9年間で様々な経験をしたことが現在のくぼた矯正歯科クリニックの診療にも活かされています。

開院当初、仙台市のくぼた矯正歯科クリニックでは主にマルチブラケット治療という、歯にブラケット装置を接着しそこにワイヤーを通すことで歯を移動させる方法で診療を行っていました。マルチブラケット装置は、現在の矯正歯科でも治療を代表する治療法で、多くの矯正歯科クリニックにおいて治療の第一選択として使用されている装置です。 このマルチブラケットによる治療法は百年以上の長い歴史があり、様々な症例に対するノウハウも積み重ねられているため不正咬合のかなり広い部分を対応することができる非常に優れた治療装置です。矯正医の立場からすると、マルチブラケット装置は不正咬合を改善する装置としては使い勝手が良く、歯並びを理想的な状態に並べるには効率のよい治療装置といえます。

一方で患者様の立場からマルチブラブラケット装置をみると、歯科医の立場とは異なる感想を持つ患者様が多いと思います。マルチブラケットは装置が目立ち、装置の見た目の悪さを気にされ治療を拒否される方が多数いらっしゃいます。見た目以外にも、違和感が強いとか歯磨きが難しいなど、マルチブラケット装置では患者様の日常生活に影響するいくつかの欠点があります。可能であればワイヤーを用いない装置で診療を進める方法はないかと様々な可能性を模索しておりました。

ワイヤーの見た目の悪さを気にされる患者様の要望に応えるため、開業当初から数年間は舌側矯正治療(リンガル矯正治療)にも力を入れておりました。 舌側矯正は歯の裏側に装置を接着することでワイヤーを目立たなくして治療を行う治療法です。この治療法は装置を目立たせることなく、表側に装置を装着したのとほぼ同じ治療が可能です。開院当初は目立たない矯正治療として選択肢が限られていたため、歯の表側にワイヤー装置を着けるのに抵抗があるという患者様には舌側矯正治療の選択肢を用意することで患者様の選択肢を広げるようにしていました。 ただ舌側矯正装置には目立たないという大きな利点がある一方で、装置の違和感が非常に大きいという欠点があります。せっかく装置を装着して矯正治療を開始しても違和感に耐えきれずにすぐに装置を外さざるを得ない場合もあり、リンガル矯正は審美性を改善するという意味では効果が大きい反面、違和感や毎回の診療のチェアタイムの長さなど欠点が多い治療法でもあります。

当院では、上記の固定式矯正装置(歯にブラケットを接着する表側のワイヤー矯正装置や舌側矯正装置)のデメリットを改善するため様々な新しい診療の選択肢に取り組んで参りました。2009年からは、取り外しが可能な透明なマウスピース型の矯正装置による治療を開始いたしました。インビザラインと呼ばれるこの装置は、最近では多くの一般歯科医院でも対応しているメジャーの装置になりましたが、開始した当時は患者様の誰もインビザラインのことを知らないし、大部分の歯科医がインビザラインのことを懐疑的にみていたため仙台どころか全国でもインビザラインを選択できる医院はごく限られた医院でした。インビザラインが矯正装置として認知されるにつれ当院にインビザライン治療を希望されて来院される患者様が増加し、現在では歯の矯正を希望されて来院される大部分の患者様がインビザライン治療を希望されて来院されるようになりました。

2012年には医院が手狭になったこともあり、医院を現在の医院に移転しました。移転とほぼ同じタイミングで新たに歯科医も勤務するようになりスタッフ・ドクター数ともに年を経るごとに規模を拡大しつつ患者様の診療にあたっております。

移転後の仙台市のくぼた矯正歯科クリニックでも、マルチブラケット診療とインビザライン診療を並列していましたが、現在、理事長の久保田はインビザライン・ジャパン社公認のファカルティーという立場にあり矯正治療に来られる方の多くがインビザラインを希望されます。目立たない診療という点では舌側矯正とインビザラインは重複している部分もあり、2015年頃から当院では舌側矯正治療は行わないことにいたしました。また技術水準においてインビザラインで表側矯正治療とほぼ同等のレベルの診療を行うことが可能になりましたので、現在では治療の第一選択をインビザラインにして診療を行っております。

お子さんの多いエリアに医院が存在していることもあり、成長期にあたる小学生の患者様も多く来院されます。開院当初は、ヘッドギアなどの顎外装置や固定式のワイヤー装置を部分的に用いることで思春期性成長ピーク前から積極的に歯並びを整える方針で診療を行っていましたが、現在ではこどもの矯正治療においても、できる限り固定式の装置ではなく取り外しが可能な装置を選択して成長期の治療を行い、永久歯列になってからインビザラインにて理想的な歯並びにするという方針でお子様の矯正治療は行っております。

矯正治療は歯科診療の中ではもっともDX化が進んだ診療領域と言われており日進月歩で様々な技術の開発が進んでおります。技術が進歩したとしても矯正治療の根本的な診療概念は変わるものではありません。くぼた矯正歯科クリニックでは、矯正学の基本概念に則り、積極的に最新の技術を導入しつつ患者様一人ひとりに適した診療を提供することを心がけております。